シロアリは北海道を除き日本全国に生息しています。
種類の様々で世界中に2886種類ものシロアリが確認されています。
シロアリの寿命は職蟻と兵蟻はおよそ2年、大きな巣は5年以上との報告があります。
巣本体の寿命はミゾカシラシロアリで10年ほどと推測されます。
羽アリはシロアリとクロアリどちらにもいます。
羽アリはシロアリであっても色が白くなく体型も異なっています。
巣がある程度成長すると巣分かれのために羽アリが飛び出してくるのです。
なので羽アリを見かけたら、1度調べて見るのが良いと思われます。
シロアリの好物は植物質の木材、生立木、ダンボール、書籍などです。
動物の死骸、革製品、繊維類、プラスチック、発泡スチロール、グラスウール、ゴム、レンガ、コンクリートなどにも加害する恐れがあります。
数年前に新幹線のケーブルがシロアリの被害に合い問題になったことがあります。
小さな見た目とは裏腹に大きな被害をもたらします。
シロアリは小さく気づきにくいため、加害が始まってもすぐに気づくことは難しいのです。
気づいた頃には大きな被害になっている事もあり、最悪のケース家が倒壊してしまうこともあります。
1匹1匹は小さいですが、シロアリは多い場合100万匹もの集団になることもあるのです。
木造住宅でなくても部分部分に木材が使われています。
その部分がシロアリの被害にあうことがあります。
シロアリは条件さえ満たしてしまえばどこにでも現れ侵入してくる可能性があるのです。
木造住宅で特に多いのが浴室、トイレ、水周りの土台、柱、枠、敷居、玄関。勝手口の枠、かまち、下駄箱などです。
水漏れまたは雨漏りなどがあると小屋組みの梁や垂木、野地板にも被害の可能性があります。
水濡れがない乾燥している部材や二階の木材、屋根裏、天井裏などにもイエシロアリやアメリカカンザイシロアリの被害による被害が及ぶ場合があります。
白ハリは蟻道という特殊なトンネルを作ります。
このトンネルを使って外に姿を表わすこと無く建物へと侵入してくる事が多いです。
建物の基礎や束石、土台に蟻道があればシロアリが通っているサインです。
シロアリは木材の割れ目や繋ぎ目に蟻土という、排泄物や土砂を詰め込みます。
また木材の軟らかい内部を食べるためシロアリの被害が進んだ木材はハンマーなどで叩くと空間音がします。
水周りの柱が腐っていたり、床張りがブカブカしたりしているのもシロアリの被害かもしれません。
羽アリを見つけたら近くに巣があるので、専門の駆除業者などに依頼しましょう。
もしシロアリ被害を発見されば場合は速やかに駆除の依頼をしましょう。
シロアリは6℃からでも活動を始める種類もいます。
さらに近年の高気密の住宅では冬眠することなく1年中活動するシロアリも見ることが多くなってきました。
なので時期、季節に関係なくご相談ご連絡をおすすめします。
ヤマトシロアリは羽アリを見つけた時点で、少なくとも3年以上被害を受けています。
なので相応の被害が予想されるでしょう、床組の被害ですと部材の交換をしなければ危険な場合があります。
玄関枠、浴室の入り口もシロアリ被害で腐朽が進んでいる場合が多く体裁面からも部材の交換が必要になる可能性があります。
しかしよほど長い年月シロアリ被害を放置していなければ、建て替えなければならないケースは非常に稀です。
しかし要注意なのはイエシロアリで被害の進行が強烈に早いので、発見したら早急に駆除を依頼しましょう。
当社が使うシロアリ駆除薬は毒性は無く安全です。
全て公的機関で審査された認定薬剤を使用しています。
事前の調査をし化学物質過敏症、ハウスダスト、アレルギー体質、妊婦、乳幼児、病人、ペットや井戸の有無など細心の注意をししっかりとチェックを行います。
シロアリ防除と他の害虫の防除は異なります。
ですが当社でゴキブリなどの駆除もやっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
侵入してきたシロアリだけを駆除しても地中にある巣をそのまま放置しておくと再侵入してくる可能背がたいのです。
なので巣そのものの根絶が必要となるです。
しかし巣を根絶したとしても、別の巣や餌場から侵入して来ないとは言い切れません。
なので定期管理をしシロアリの活動監視して新たに被害が及ぶ前に防ぐことで家をシロアリから守れます。
建材などの木材に被害をもたらす害虫は様々です。
カミキリムシ、ナガシンクイムシ類、シバンムシ類、ヒラタキクイムシ類などの害虫がいます。
まずは原因を探るためにも業者さんへご連絡いただき調査をする必要があります。